
他人を理解するには動的に。大今良時 著『不滅のあなたへ』
世界の情報を収集するために何者かによって生み出された不死の主人公が、様々な場所で色々な人に出会っていく物語。 原初のころは無機物だった主人公は出会ったものや人をコピーできるようになる能力を持つ。
世界の情報を収集するために何者かによって生み出された不死の主人公が、様々な場所で色々な人に出会っていく物語。 原初のころは無機物だった主人公は出会ったものや人をコピーできるようになる能力を持つ。
文章の書き方ではなく、文章構成の仕方に関する書籍。 文章を大きく「主張型、ストーリー型、直感型」の3つにカテゴライズして、それぞれの持つ要素を構成方法について詳しく説明される。
「ざんねんないきもの事典」で著名な今泉氏監修による書籍。 内容はタイトルどおり、人の人生相談に動物が答えるという一風変わったもの
「輝ける闇」などの開高健の食に関わる随筆。
キャッチ―過ぎるタイトルに釣られそうだが、内容は巷に溢れている成功法則をハーバードビジネスレビューはじめ、各種研究結果を用いて検証していくというもの。 その検証方法もいわゆるプロコン方式で行われているため中立的で公正な検証がされているように思える。
モチベーションを引き出すための書籍、ではない。 高度経済成長期を経験した世代は、失われた豊かさを獲得しつづけるという上昇志向を元にモチベーションを保っているが、一方でそれ以降の若い世代は生まれながらに豊かさを享受しているために、欠乏感を元にした欲望がない。
中世から現代まで幅広い時代に活躍したクリエイター(作曲家、詩人、哲学科などなど)たちがどのような日常を送っていたのかを手記やドキュメンタリーなどの文献から紹介する書籍。一人当たりの記述は2~3ページと多くはないが、紹介される著名人の数は100人を超える。
あまりにもリアルで救いのない状況が、著者特有のドキュメンタリーのような精密な筆致でつづられていく。 親の認知症、離婚、退職、介護・・・そこにはエピファニーも奇跡も現れない。ただただ息の詰まるようなうんざりする現実がありのまま描かれる。
人生で絶え間なく迫られる数ある選択。 それに対して我々は主体的そして合理的に判断できているだろうかと問われるが、合理的に選択しているようで、その実、偶然の要素によって大きく作用されている。
「話を聞かない男 地図が読めない女」の著書による自己啓発書。 主張はいたってシンプルで、自分のやりたいことを明確化しなさいということに尽きる。 そして、そのやり方や注意点が詳細に綴られていく。