大同電鍋は「蒸す」「煮る」「炊く」が一台で実現可能な万能調理器です。
その便利さから、台湾では1家に1台あるといわれるほどに普及しています。
しかし、これほど便利な調理家電でありながら、日本ではまだまだ認知度が低いのが実情です。
そこで、本記事では大同電鍋の購入を迷っている人のために、電鍋の販売価格や購入方法、気になる電気代などをまとめました。
目次
大同電鍋の基本情報
大同電鍋の基本情報をまとめました。
電鍋を使うとどのような料理ができるのか、どういった点が優れているのかについては以下の記事を確認してみてください。(少し雑な記事で申し訳ないのですが……)
容量とサイズ
大同電鍋のサイズラインナップは、MとLの2種類です。
Mサイズは5合炊きです。
上記、ティファールの鍋と並べている電鍋がMサイズです。
炊飯器で5合といえば、一人暮らしにはやや大きすぎるように思えますが、電鍋の場合には適切なサイズです。
なぜなら、電鍋の主な用途は炊飯ではなく蒸し料理や煮物だからです。
蒸し器として使う場合には、5合(1.08L)サイズは少しものたりないくらいに感じます。
対して、Lサイズは10合炊きです。
これくらいのサイズがあれば、蒸し料理であっても、ある程度まとまった数量を調理できます。
寸法は。Mサイズが24×31×25.5(cm)、Lサイズは26.5×34.8×29(cm)
Mサイズで4~5人家族で使う炊飯器くらいのサイズのイメージです。
僕はMサイズを買いましたが、Lにすればよかったと後悔しています。
カラーバリエーション
2018年現在、日本で販売している大同電鍋のカラーバリエーションは、赤、緑、ピンク、白の4色です。
ちなみに、台湾では他にシルバーや黒など豊富なカラーバリエーションがあります。
また、鮮やかな水色が眩しいドラえもんとのコラボレーションモデルなどもあります。
カラーバリエーションについてはamazon.com(amazon.co.jpではありません)で「tatung rice cooker」(大同電鍋の英名)で検索すると様々な色が確認できます。
電気代
大同電鍋は、鍋底に入れた水をを電気的に加熱して水蒸気で調理する器具です。
また、調理後に自動的に保温する機能もついています。
そのため、電気代が高くつくのではと思われる人もいるのではないでしょうか。
しかし、それほど電気代については心配する必要はありません。
大同電鍋の炊飯状態の消費電力は、Mサイズが600w、Lサイズが800wです。
ちなみに、一般的なIHヒーターを中火で使うと消費電力が700wくらい、炊飯器で450Wくらいです。
ほとんど、IHヒーターの消費電力と変わりませんね。
また、保温状態での消費電力はMサイズが35w、Lサイズでも40wです。
テレビの消費電力が60wくらいなので、数時間のあいだ電鍋を保温状態にしておいたとしても、テレビをつけっぱなしにしているよりも安いということです。
販売価格
販売価格はMサイズで11,800円、Lサイズは13,800円。
いずれも消費税込みの価格です。
これは大同電鍋の公式販売価格です。
Amazonで大同電鍋を購入しようとすると、倍近い価格になるので注意しましょう。
大同電鍋の購入方法
家電量販店
大同電鍋は、ほとんどの家電量販店には取り扱いがありません。
実際に手にとって購入を検討できないのは残念ですが、仕方ありません。
yahooショッピング
大同電鍋はヤフーショッピングで正規販売しています。
ただし、カラーバリエーションによっては、人気の高さゆえに在庫がないといったことがよくあります。
とはいえ、Yahooショッピングの公式販売店で購入するのが1番のオススメです。
(ちなみに、ここから購入していただいても僕には1円も入りません)
amazon
大同日本株式会社はAmazonに出店していません。
しかし、並行輸入品を取り扱う販売者などが電鍋を販売していることもあります。
その場合には、日本では取り扱っていないカラーバリエーションの電鍋も購入できます。
ただし、販売価格は30,000円近くが相場で、定価の倍以上を支払うことになるでしょう。
台湾に行って現地で買うなどなど
台湾旅行のついでに現地で買ってくるという手法もあります。
そこそこのサイズなので持ち運びは大変ですが、機内持ち込みが不可能なほどではありません。
また、外国語に長けている人は現地の通販サイトから買うこともできます。
ただし、ハードルは高いですよね……
まとめ
非常に便利な家電でありながら、まだまだ認知度が低い大同電鍋。
購入を迷っている人の参考になればと思い、基本情報をまとめてみました。
最後に、僕が大同電鍋のことを知って、どうしても欲しくなったきっかけとなった書籍をご紹介しておきます。
読み物としてもたいへん面白く、レシピ本としても有用です。
電鍋の購入を迷っている人は、まずこの本を読んでみてはいかがでしょうか。