書評一覧

やってみなけりゃ分からない?本当に?『人間のように泣いたのか?』森博嗣 著

森博嗣氏の著作は軽いエッセイを除きほぼすべて読んでいるが、多くの著作でキーとなるのは天才科学者の間賀田四季博士だ。 天才(という設定)の言葉を理解することはできなくとも、その問いかけについて考えることはきっと意味があるのではないだろうか。

迷える子羊は読んではいけない。『人生の100のリスト』ロバート・ハリス 著。

やりたいことがあるならば、まずは書き出してみることだ。 そうすれば、不思議と願望は叶う。 なんてことは書いていない。 そこらへんに転がっている、耳に心地よい言葉で綴られた自己啓発書みたいなヌルイ内容を期待して本書を手に取ると、安酒のように混沌とした読み心地に悪酔いしてしまうだろう。

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