動画のキャプチャーを利用して、記事を作ったり教材を作成したりしたいと考えると、今までは特別なソフトが必要なケースも多かったのではないでしょうか。
でも実は、windows10には動画のキャプチャー機能が標準で搭載されています。YOUTUBEの配信であれ教材の作成であれ、非常に可能性を感じる機能です。
目次
もう動画キャプチャにソフトはいらない。windows10の便利機能win+g
動画のキャプチャは「windowsキー」＋「g」だけ
ウィンドウズキーは「田」のキーです。これと「g」を同時に押すと複数の選択肢が表示されます。
ここから「スクリーンショット」「直前の30秒前を録画」「録画開始」「配信の開始」などが選択できます。
ウィンドウを表示すると分かるのですが、この機能は本来、ゲームプレイを配信する目的で作られているようです。
実際に使ってはいないのですが「直前の30秒を録画」などはファインプレーを確認してから録画できるので、大変役立ちそうです。
実際のキャプチャ画面はこうなる
キャプチャは再生ボタンと停止ボタンを押すだけでできます。
実際にキャプチャした動画がこちらです。
WordPressに挿入する方法は画像と同じで、メディアに動画を追加するだけです。簡単ですね。
音声も同時に録音される
上記の例では音声は入れていませんが、マイクをONにすれば音声も同時に録音できます。
なにかの操作例などはこの機能を使って口頭で説明すると親切な動画になります。
デスクトップはキャプチャできない
ものすごく便利な機能なのですが、デスクトップ画面やエクスプローラ上では動作しません。
したがって、パソコンの操作方法などの説明動画を作ることはできません。あくまでブラウザ上の動作を記録できるという機能に限られます。
とはいえ、大変便利な機能であることには変わりありません。
ゲーム配信というよりは、教育機関での利用に適しているのでは
私見ですが、現在、教育機関では動画コンテンツを利用した教育方法が徐々に浸透してきていますので、windows10の基本的な機能だけで独自の動画教材を手軽に作成できるようになったのは大変素晴らしいのではと思います。
実際、今までは簡単な動画コンテンツを作成するにも特殊なソフトが必要で、またコンテンツにリアルタイムで何かを書きつつ口頭の説明を加えるとなると、録画機能のある高額な電子黒板を導入する必要があったりしました。
しかし、この機能を使えば十分に教育効果の見込める教材が手軽に作れるのではないでしょうか。
使い方には注意しましょう
あまりに手軽にブラウザ上の動作を録画できる機能ですが、いわゆるダウンロード禁止の動画コンテンツをダウンロードすることなく、そのままキャプチャできてしまうという困った状態でもあります。
この機能で動画をキャプチャして再配布するなどの違法な使い方はくれぐれもしないようにしましょう。
もう動画キャプチャーにソフトはいらない。windows10の便利機能win+gまとめ
win+gは簡単に動画をキャプチャできる便利ショートカットです。YOUTUBEにしろ、ブログ記事にしろ動画キャプチャを活用すると、表現の幅が広がるのではないでしょうか。
