油葱酥(ヨウツォンスー)があればそれっぽくなる!魯肉飯の作り方。




台湾料理の代表格とも言える魯肉飯(ルーローファン)ですが、自分で作ってみたいと思ったことはないでしょうか。

今回は、レシピをもとに魯肉飯を作り続けてきた僕がたどり着いた手抜き魯肉飯の作り方をご紹介します。




油葱酥(ヨウツォンスー)があればそれっぽくなる!魯肉飯の作り方。

材料

  1. 挽肉
  2. にんにく
  3. 油葱酥(ヨウツォンスー) ※ 必須
  4. 醤油膏(ジャンヨウガオ) ※ なければ醤油
  5. 白酒 ※ なければ米焼酎または日本酒
  6. お好みで砂糖または八角

油葱酥と醤油膏はほとんどの人は聞いたことがないのではないでしょうか。

油葱酥は、細かく刻んだエシャロットを揚げたもの、つまりフライドエシャロットです。

フライドオニオンのような風味を持ち、クルトンのようなカリカリとした歯ごたえがします。

ふんわりと香味野菜の味がする油葱酥は、炒め物やスープ、おかゆの具などなんにでも使える万能なやつです。

なかなか国内のスーパーでは見かけませんが、エシャロットを買ってきて自分で作ることもできます。

実際に僕はエシャロットから自作しましたが、市販のものと比べてもまったく遜色ありませんでした。

醤油膏は、台湾の醤油ですが、日本のものと違ってトロミがついていて少し甘いです。

醤油膏がなければ、日本の醤油でも問題ありません。

米焼酎ではなく日本酒を使っても良いのですが、日本酒、とくに醸造アルコールの入った料理酒を使うと甘みがですぎて美味しくできないので、できれば米焼酎を使いましょう。

レシピ

  1. 挽肉とニンニクを油で炒めます。
  2. 挽肉に火が通ったら油葱酥をたっぷり入れ、さらに醤油膏と白酒を入れて煮こみます。
  3. 弱火でじっくりと煮詰めていきます。水気が少なくなったら適宜、水を足します。
  4. 十分に煮込まれたら、砂糖と八角で味を整えます。

以上です。

他にも色々と具材を足したりすれば別ですが、基本となる調理法ではほとんど包丁も使いません。

僕が魯肉飯を作るときは、チューブ入りニンニクを使うので、包丁すら使いません。

こちらは大同電鍋でつくったお粥に魯肉飯と青菜を乗せた朝食です。

コツ

僕が何度か作るうちに気をつけるようになったのは以下のことです。

  • 日本酒ではなく米焼酎を使う
  • 味は濃い目に作る
  • 油葱酥はたっぷり使う

白いご飯かお粥にかけて食べることが多いので、味は濃い目に作ってしまいます。

料理酒を使うと甘みが出るので米焼酎を使いましょう。

とりあえず油葱酥がたっぷり入っていれば、それっぽい味になります。

参考書籍

僕が台湾料理にはまったのは、10年以上前に台湾人の知人から色々食べさせてもらったからなのですが、実際にはどうやって作ればいいのやら色々と苦労しました。

ところが、2018年のはじめに下記の本に出会ってからは、一気にレシピの幅が広がりました。

純粋にレシピ本というわけではなく、台湾のご家庭にお邪魔してそれぞれの家庭料理を作ってもらうという紀行本のような体裁をとっています。

台湾料理というよりは、台湾の文化や暮らしなども身近に感じられる、とても良い本でしたので、興味のある方はぜひ手にとって貰えればと思います。

ちなみに、僕はこの本で大同電鍋を知って、1週間も経たずにyahooショッピングで電鍋を買ってしまいました。

本当に便利な素晴らしい家電なので、普通に家電量販店でも売ってくれればいいのにと切に願っています。

台湾家電の大同電鍋の素晴らしさをご紹介しています。電鍋は蒸し料理、煮物なんでもできる万能家電です。実際に豚バラ肉をとろとろに煮込む簡単なレシピもご紹介しています。

まとめ

魯肉飯というと面倒なイメージがありますが、実際に作ってみるとそれほど難しくはありません。

もちろん、僕の手抜き調理法だからということもありますが。。。。

それから、魯肉飯は台湾の家庭料理のため、作り方や味付けなどは地域やご家庭によって違っています。

台湾人の知人友人に作り方を聞くとそれぞれ違っていて面白いかもしれません。




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