田舎のフリーランスはどこで仕事すればいいのか問題。




スターバックスコーヒーでMacBookProを開いてキーボードを叩く姿ってかっこいいですか?

僕はそういう人を見てて、カフェみたいな雑音に満ちた場所よりは自宅の書斎にこもったほうがいいんじゃないかと思っていました。

でも、いざ会社勤めをやめてフリーランスとして活動し始めると、四六時中、自宅にこもっていると明らかにパフォーマンスが落ちるのが実感できました。

そこで考えをあらためて、自宅以外で作業できる場所を探したのですが、田舎に住んでいると自宅以外に作業できる場所が本当にない。

スターバックスコーヒーなんて車で一時間以上走らないとたどり着けませんし、田舎じゃスタバはちょっとしたファッションスポットなもので、いつも混んでいて仕事なんてできるはずもない。

じゃあいったいどこで仕事をすればいいのか……というわけで、今回は田舎でオフィスを構えていないフリーランス向けに、自宅以外で仕事ができそうな施設を紹介します。




無償で利用できる場所

公共図書館

公共図書館はその自治体の住民であれば無償で利用できます。そして多くの図書館では自習室があるので、そこで作業ができます。

ただし、あまりに長時間の利用を制限していることもあれば、キータッチの音を問題視してPCの利用を禁止していることもあります。

公共図書館はあくまで図書の利用をするべきところなので、仕方がないですね。

駐車場

田舎ならではですが、大規模なホームセンターの駐車場は無料でいくらでも駐停車できます。当店に関係のない無断駐車は固く禁止します、の張り紙もありません。近隣になにもないので、そこに無断駐車するメリットがないからです。

そのような駐車場に停車して車内で作業すれば、ちょっと狭いですが移動オフィスの完成です。

でも無断で土地を利用しているのですから、せっかくならそのお店でなにか買い物をしましょう。

公園

天気が良ければ公園は格好の作業場所です。

ホームセンターと同じように駐車場の車内で作業するのもいいですし、ベンチに座って作業するのもいいでしょう。

ただ、公園で作業していると小さなお子様連れの家族とお巡りさんから冷たい目でみられることがあるのは覚悟しましょう。

有償で利用できる場所

インターネットカフェ

ネカフェは自宅外の作業場所としてうってつけです。

wi-fi環境、新聞や雑誌などの資料、ドリンクバーなど自宅なみの環境がそろっています。周囲に人はたくさんいますが、個室にいれば気になりませんし、誰も他人に注意は払いません。

静かなうえに注意力を削ぐようなものもありません。個室にこもって存分に作業しましょう。

健康ランド

温泉施設は自宅外の作業場所として、強くお勧めできます。

健康ランドにはたくさんの人が横になって休んでも十分な広さの休憩室が通常は用意されていますので、そこで作業ができます。

さらにお茶や冷水は無料で飲み放題なうえに、インターネットカフェと違い、時間制で料金が計算されるわけでもありません。好きなだけ居座っても定額ですし誰も文句を言いません。

極めつけは、温泉に入り放題ということです。

作業をして目肩腰が泥のように重くなったら、温泉に入り身体を休めましょう。そして疲れが癒えたら再び休憩室で仕事に戻りましょう。

休憩室で仕事をするというこの矛盾がまたたまりません。家族連れや疲れを癒しにきている人たちのなかで、あえて逆に仕事へ専念しましょう。

僕は会社勤め時代には、休日はこの方式で健康ランドで仕事をしていました。ただでさえ休みが少なかったのですが、よく考えたら少ない休日にもこうやって仕事していたわけです。いま思えば完全にイカれていました。

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マクドナルド

マクドナルドはいくら田舎といえども結構あるものです。

そして営業時間もファミレスなみに長いのがマクドナルドの特徴です。

意外とマクドナルドのコーヒーは安くて美味しいので、コーヒー一杯でそれなりの時間ねばることもできます。

注意すべきは地元の少年少女たちのたまり場になりやすいので、仕事に利用する時間帯を見誤ってはいけないということでしょう。

本当の気分転換は仕事しないこと

以上で、田舎のフリーランスが気分転換のために自宅以外で仕事できる場所を紹介しました。

でも、本当は場所がどうとかではなく、自宅にいてもリフレッシュできる気分転換方法を自分なりに見つけることが大事です。

僕は会社員だったころ、仕事に煮詰まったときに健康ランドでよく仕事してましたが、それでリフレッシュできていたのかといえば疑問です。

さらにいえば、もう遠くに行きたいと日帰り旅行に出かけたときも、気付けば観光名所の有名料理店でPCを開いて仕事をしていましたし、フェスに行っても電話とチャットで仕事をしていたし、挙句の果てには友人と飲んでいてもskypeで部下に仕事の支持を出していました。

それが悪かったとは言いません。

仕事中心の人生は決して悪くありませんでした。それについて後悔はありません。
でも、さらに良い仕事をするためにも、もっと効率よく休めばよかったという後悔はあります。

フリーランスは会社員と違って、働こうと思えばいくらでも働けます。

長い時間、働くことがはたして本当に生産性を高めることになるのかどうか、よく考えて働き、そして休むようにしましょう。




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