【体験談】占いは当たるのか検証してみた。




昨年、人生ではじめて占いをしてもらったのですが、一年経ったいま、それが当たっていたのかどうかを検証します。

ちょっと前置きが長いので、結果だけ知りたい人は目次から結果へ飛ぶことをお勧めします。




僕のスタンスについて

スピリチュアルに対しては否定も肯定もしない中立の立場です。

僕は特別なにかが見えたりする霊感体質ではありませんが、科学的に説明のつかない現象にはわりと頻繁に遭遇します。(夏目友人帳の田沼くん的な感じです)

だから、科学で説明できないことは存在しないとは思っていません。

といって、科学以外の説明は信用するに足りる再現性もないので、科学は現代でもっとも蓋然性の高い宗教だというスタンスで科学を信用(信仰)しています。

誰に占ってもらったのか

具体的な名前は本人の許可をもらっていないので伏せますが、結構な腕を持った占い師です。

彼女はすでに10年近くのキャリアを持っていて、いまでは都内を中心に数か所オフィスをかまえています。

本人はいま占いをやめたいと思っているようですが、顧客からの強い要請でやめるのを迷っています。

それくらいに凄腕な占い師に占ってもらいました。

なぜ占ってもらったのか

実は僕が占ってもらった占い師は20年来の友人で、飲み会の場で他の友人たちから彼女の占いを強く勧められたのがきっかけです。

びっくりするくらい高額なのですが、友人価格で初回は無料ということも後押しになりました。

ちなみに、僕の友人たちは軒並み年収10,000,000円を超えてて、僕だけ年収の桁が2つ下がっているのも占いをしてもらった理由のひとつです。占ってもらえば僕もお金持ちになれるのではという下心です。

しかし、貧乏な僕に生ビール1杯1,500円のお店はきつかった。。。

なにを占ってもらったのか

今後1年間で起こる変化を観てもらいました。

それと、当時は自分の今後のキャリアに不安があったのでその点についても占ってもらいました。

その結果が当たっていたのかどうかはのちほど紹介します。

占いの手法は?

セッションは一時間でした。

なにを占ってほしいのかというヒアリングと実際の占い、そしてアドバイスで60分です。

使っているツールはタロットカード、オラクルカード、日本の神様カード、それから名称が分からないカード一つです。ホロスコープの知識も使っていました。

実施に占いを受ける身としては、ひとつだけのツールだけではなく多角的なツールを使うのは説得力が高まるなと思いました。

占いの結果は?

やっと本題です。

今後1年間の運勢を中心に占ってもらったのですが、結果として、おおむね当たっていました。

こう言い切れるのは占ってもらってから一年経って検証ができる今だからこそです。

ただ、もちろん百発百中というわけではなく、ある程度のブレはありました。僕の場合には、占いの結果と現実に発生した事象では時期的に最大30日程度のズレがあるようでした。

以下で詳細な占いの結果と現実の結果を示します。

今後1年間の出来事について

これはタロットカードを使って占っていました。

タロットを月ごとに並べてそれを解釈していくという方法です。

僕が友人だからなのか逆位置にあるカードもポジティブな解釈をしていたのが気になりました。

でも結果としては、ほぼ解釈どおりの結果となりました。

  • 異性関係で大きな変化がある → その月に一気に6人と食事に行くことになった
  • 特定の日付の食事に意味がある → その女性とは今でも親しくしている
  • 仕事関係でトラブルあり → 弁護士と相談する案件が発生
  • 親族が仕事で大変になる → 休職した

あまり詳しくは書けませんが、このあたりは特に一致していました。

その他

その他には日本の神様カードや、オラクルカード、あとはなんのカードか分からないのですが別のカードを使って占いをしていました。

占いの結果を簡単にまとめると

  • 今ある関係性は良くないから切れ
  • なにかを書け
  • 誰かと協力しろ
  • 女性が深く関わってくる

ということでした。

特に、なにかを書けという部分については複数のカードで同じ結果が出て「なにかを書いて発信しないと罰が当たるよ」とまで言われました。

罰が当たるとまで言われては怖いのでとりあえず小説の新人賞に2つ応募しましたが、いずれも下読みでハネられていましまいました。

まぁ、不幸がなかったので、占いが当たったとも言えます。

それからも、今はこうしてブログを書いたりしてなにかしら発信していますが、そのおかげでとりあえず罰は当たっていないみたいです。

後日談

先日、占いをしてもらった友人と再び飲みました。

そのときに占いの結果に対する感想や苦情をいうほど僕は無粋ではありません。

ただ、飲んでいる最中に「katriの中にどうしたいかがないから道も示せない。あなたは本当は死にたいんじゃないか」と厳しいことを言われてしまいました。

感想

僕の場合には、占いはかなりの精度で的中しました。

ただ、占いの結果を知っているから、それを的中させようと無意識に行動していた「予言の自己成就」の側面があったことは否定できないと思います。

そしてセッションが入念なヒアリングから始まることや、後日談で友人から聞いた言葉などから占いには多分にカウンセリングの要素があるのが分かりました。

自分で抑えている感情や欲望を解き放つために占いは大変効果があるのではないでしょうか。

でも、僕の意見はこうです。

自分の行動の結果は自分に帰属するのだから、行動の原因も自分のものでなければならない。自分を説得できない行動は、結局のところ取るべき行動ではなかったということ。

なにもかも不確定な現実世界では、ある局面で意思決定を偶然に委ねるのは合理的ですが、僕はそれを他人に任せようとは思えませんでした。




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