大同電鍋は、台湾のご家庭で常備されているライスクッカー(炊飯器)です。
ライスクッカーとして大同電鍋が使えるのはもちろんですが、実は炊飯以外にも蒸し料理やゆで卵、スープなど何でも作れる万能調理器具です。
非常に便利な調理家電なので使い慣れてくると付属品が欲しくなるのですが、台湾家電である大同電鍋は日本では付属品が手に入りません。
今回は、大同電鍋の付属品代わりに使えるティファールをご紹介します。
目次
大同電鍋とティファール鍋の合わせ技。内釜足りない問題の対処法。
大同電鍋の内釜としてティファールの鍋が使える
「取っ手がとれ~る~ティファ~ル♪」で有名なティファールですが、取っ手を外したティファールの鍋は大同電鍋の内釜として使えます。
サイズは大同電鍋のMサイズの場合には、直径18cmのティファール製鍋がちょうどよいサイズになります。
大同電鍋にティファール製鍋を使って料理してみた
では、実際に大同電鍋にティファール製鍋をどのように使うのかを、豚の角煮を作りながらご説明します。
使うティファール製鍋はこちらです。
取っ手を外します。
大同電鍋の内釜と大きさを比較してみましょう。
大同電鍋の内釜に比べてティファール製鍋の方が少し経が小さいのが分かると思います。
そして、大同電鍋にティファール製鍋をセットしてみます。
案外ぴったりはまりますので、そこに豚バラブロックをぽいっと放り込みます。
醤油と水と酒を豚バラブロックが浸かるくらいまで入れます。
意外としょっぱくならないので8割醤油で大丈夫です。
醤油がもったいないなー、という人は豚バラブロックを2本入れることで、必要な醤油の嵩が減ります。
内蓋をします。ティファール製鍋でも大同電鍋の内蓋が普通に使えます。
あとは蓋をして、大同電鍋の外釜に水をワンカップ注いでスイッチを入れて放置です。
保温機能はオンにしておきましょう。
30分から1時間ほどでスイッチがオフになるので、蓋を開けてゆで卵を投入しましょう。
再び蓋をして保温状態でひたすら放置します。
このままでも十分に柔らかく美味しくできていますが、保温状態で放置すればするほど更に柔らかく味もしみてきます。
3時間くらい放置しておくと肉が箸ですっと切れるくらいには柔らかくなります。
そして、肉を取り出したあとのスープは別の容器に移してゆで卵をいれて味玉を作りましょう。
さらに、豚肉の旨味が出たスープはネギ油などで味をととのえるとそのままラーメンスープになります。
イメージとしては富山ブラックに近い醤油スープの味がします。
でも同時調理はできないんじゃ意味がないのでは?
ところで、内釜が2つあったとしても大同電鍋は1つしかないのだから、結局、同時に調理できないからあまり意味がないのでは?とお思いではないでしょうか。
ここで、ティファールを内釜にしたことが光ります。
ティファールは本来、取っ手をつけて鍋として使うものなので、電鍋で調理したあとに時間を置いたとしても普通にキッチンで再加熱調理できます。
したがって、ティファール内釜で一品作っておいて、もう一品を電鍋で調理中にティファール内釜で作った料理を温め直すことができます。
大同電鍋とティファール鍋の合わせ技。内釜足りない問題の対処法。まとめ
以上のように、ティファールの鍋は大同電鍋で問題なく使えます。
ただし、このような使い方は大同日本株式会社でもティファールでも、もちろん公式には認めていません。
大同電鍋でティファールの鍋をお使いになるのは自己責任だということは心得ておきましょう。